こんにちは、みどー(@mido_app)です。
この記事ではブログ名・キャッチコピーが決まらない悩みを「プロに外注してみる」ことで解決した僕の体験談を元に、皆さんに外注という1つの選択肢を紹介したいと思います。
プロに頼むと聞くとハードルが高く思えるかもしれません(実際僕も同じ気持ちでした)。
しかし、実際にお願いしてみると思ったより安い値段で思った以上のブログ名・キャッチコピーの案をGETできたので、悩んでいる人の参考になるのではと思っています!
僕はブログ名・キャッチコピー案以外にも、SNSアイコンをココナラで外注したことがあります。ご興味ある方は以下の記事も覗いてみてください!
Table of Contents(目次)
ブログ名・キャッチコピーは決めるのが大変!
「ブログ名」が決まらないどうしよう…。
「キャッチコピー」もあるといいのに思いつかない…。
ブログを立ち上げようとして最初にぶち当たった悩みでした。
それもそのはず、ブログ名・キャッチコピーはサイトの顔です。特にブログ名は取得するドメインにも影響するので1度決めると変えづらい…。
「ブログ名やキャッチコピーが思い浮かばい、決まらない」と困っている人、きっと多いですよね。
僕もそんな悩みを持っていた人間の1人でしたが、ある日、ふとこんなことを思いつきました。
みどー
1人で悶々と悩んでいても考えが煮詰まってしまうし、素人の僕がいくら考えたところで発想力に限界がある…。これは発想を逆転させていっそプロにお願いしてみるといいのでは!?
思いついたら即行動! ということで、ひとまず外注したらどのくらいのお値段がかかるかを調査してみました。
ネーミング・コピーライティングの相場は!?
調べてみると、何かに名前をつける仕事は「ネーミング」、キャッチコピーを考える仕事は「コピーライティング」と呼ばれるようです。
ネーミング・コピーライティングの相場は以下に挙げるようないくつかの大手クラウドソーシングサイトで調べました。
- クラウドワークス
- ランサーズ
その結果、もちろんものよって上下はありますが、ネーミング・キャッチコピーともに1万円〜4万円での募集が多かったです。
相場を見た正直な感想は「高いな…」でした。
まだブログを立ち上げようという段階で1万円以上の出費をするのは心理的にハードルが高く、早くもネーミング・コピーライティングの外注を諦めたくなりました。
クラウドソーシングサイト「ココナラ」に出会う
そうやって相場を調べているうちに出会ったのが、「ココナラ」というクラウドソーシングサイトです。
ココナラも他のクラウドソーシングサイトと同じような機能を持つサイトなのですが、様々なジャンルのプロたちが「自分はこんな仕事をいくらでやりますよ」という形で商品(ココナラではサービスと呼ばれています)にして並べてくれています。
例えば、今回の場合は「Webサイトのネーミング」に関する商品を検索すると、いろいろなプロが出しているパッケージがずらずら並びます。
僕のようにお仕事を依頼したい人は、自分にあった価格・内容のものを並んでいる商品から選ぶだけで取引が開始できるのでお手軽です。
実際に検索してみると高い商品から安い商品まで様々でしたが、僕は「エンタメリーマン」さんの「コピー・ネーミング12案(解説付)修正も対応します」というサービスに目がとまりました。
まず値段が3500円! 安い、手が出せそう!
次に12案も考えてもらえること! たくさんあった方がお得感があります。
そして何よりエンタメリーマンさんの経歴! エンタメ業界で企画・宣伝に関わってきたプロで実際に実写映画・テレビドラマなどのコピーライトもしたことがある方でした。
考えてもらう相手がプロとわかっていて、かつ安価に12案も考えてもらえるなら、初めてクラウドソーシングでお仕事を依頼するのにぴったりだなと思いました。
そんなこんなで、「ココナラ」の名の通り、「ここなら」まだ駆け出しの僕でもお仕事を依頼できそう! と思った僕は実際にエンタメリーマンさんの商品を購入してみることにしました。
ココナラの取引の流れ
ざっくりした流れ
エンタメリーマンさんとの取引はざっくり以下のような流れで進みました。
- 依頼内容を説明
- 詳細なイメージ・納期のすり合わせ
- 完成したネーミング・コピーライトの受領
- 必要に応じて修正してもらう
- お互いの評価を入力して終了
以下の節でより詳しく説明します。
1. 依頼内容を説明
ココナラでは取引が始まるとトークルームと呼ばれる部屋が用意されるので、そこでお互いにメッセージをやり取りしながら話を進めていきます。トークルームは以下のような画面です。
エンタメリーマンさんの場合、最初に作業に取り掛かるために必要な事項について質問してくれ、話をリードしてくれました。
リードしてもらえるのは初めての依頼で勝手のわからなかった僕にはとてもありがたかったです。
実際に聞かれた内容を要約すると以下のような質問でした。
① 何のネーミング・キャッチコピーを作ってほしいか
② ネーミング・キャッチコピーを作ってほしい対象(今回はこのブログ)の特徴や魅力は?
③ ターゲット(ネーミング、コピーを届けたい人)は誰か
⑤ ネーミング・キャッチコピーの詳細(伝えたいイメージ、NGワードなど)
⑥ 納期について
むむむ、ターゲットとか考えたことなかったぞ。
ブログ運営前でどんな内容を発信するかもロクに決めていなかったので、かなり悩んで以下のように回答しました(笑)
① これから運営開始するブログのネーミング・キャッチコピー
② フリーランスエンジニアがブログ運営やプロダクト開発などを通して資産を積み上げる過程を成功・失敗含めて赤裸々にさらけだしたい
③ 20代後半〜30代後半、フリーランスや自営業などで独力で生計を立てている人またはそれを目指すサラリーマン
⑤ こんな記事を書きたい、などを詳細にお伝えしました
⑥ 1週間程度
また、上記の質問の流れで今回はブログ名・キャッチコピーを6案ずつで合計12案考えていただけることになりました。
2. 詳細なイメージのすり合わせ
上記のようなフワッとした依頼イメージをお伝えすると、そこからさらにいくつか質問をしていただいてイメージを深掘りしていただけました。
深掘り質問のうちいくつかを以下に紹介します。
① 競合や目指したいブロガー
② 造語による提案は問題ないか(例: エンタメディア=エンターテイメント+アイデア)
僕が答えた内容は以下のイメージです。
① またもや深く考えていなかったので、普段見ているブロガーさんのブログやTwitterアカウントをいくつか提示しました
② 問題なし
エンタメリーマンさん曰く、①で伝えた普段見ているブログやSNSのフォロワーは将来の僕のターゲットと被るところがあるので参考にしたいとのことでした。
え? 3500円でそこまでチェックして考えてくれるんだとすら思っちゃいました。
3. 完成したネーミング・コピーライトの受領
詳細なイメージをお伝えしてから約5日後、エンタメリーマンさんから成果物が届きました!
メッセージを開いてみるとそこにはこんなことが書かれていました。
提案が完成しました。
6案ずつだと私自身納得いかない提案内容でしたので、少し多めに作ってみました。
修正が必要であれば受け付けます!
おお、予定より多く作ってもらえたラッキー! と思いながら添付ファイルを開いた結果…。
- ブログ名ネーミング案: 10案
- キャッチコピー案: 45案
なんと全部で55案の大ボリューム提案をいただきました。
なんてこった! 3500円でやる仕事じゃねえ!(心の声)
いただいたブログ名案の中からいくつか紹介すると
案
BAKULOG/bakulog/BakuLOG/バクログ/暴露グ(読み:バクログ)
説明
- 暴露:曝け出す、暴露する
- BLOG(blog):ブログ
- Log :記録(する)
上記のワードで構成するネーミングです。資産形成の過程を“曝け出す”という発信内容の本質 にフォーカスし、日本人が食い付き易い“暴露”というワードでタイトルを構成しました。
案
&on-BLOG(読み:アンドンブログ)
説明
- on and on:どんどん、延々
- on and on and on:どんどんどんどん(繋がり、継続していく様子)
- BLOG(blog):ブログ
収入が上がる様、稼ぐ様がどんどん更新されていく、進んでいくイメージにフォーカスし、語呂を可愛らしく親近感を持たせるネーミングにしました。
といったかんじ。
キャッチコピーの案もいくつか紹介すると
案
- 資産形成の実況中継
- 1万、10万、100万...フリーランスによるリアルタイム資産形成体験紀
説明
“生”という点にフォーカスし、「常に見たい!」という見る習慣化を狙ったコピーです。
案
- freelance が本当に free になる為の answer blog
- 現役フリーランスの現場と稼ぎのホントに応えるアンサーブログ
説明
“あらゆる「稼ぐ事」の答えがこのブログにある”というイメージが沸くようなコピー一覧です。
とこんなかんじ。
ネーミング・コピーライトを様々な角度から考えてくれただけでなく、それぞれの案に込められた思いを説明してくださっているのも丁寧だなと思いました。
4. 必要に応じて修正してもらう
今回は提案内容に満足したのでお願いしていませんが、修正してもらいたいイメージをお伝えすると修正もしてもらえるようでした。
この案をもとにもう少しこうしてほしい…などがあったときも安心ですね。
5. お互いの評価を入力して終了
取引の最後にお互いの評価を入力します。
僕は大満足だったのでこんな感じで入力しました。
エンタメリーマンさんから僕に対する評価も届きました!
実際にブログ名・キャッチコピーを決める
たくさんの素晴らしい提案をいただいて、嬉しい意味で迷ってしまいましたが、その後無事ブログ名・キャッチコピーを決めました。
まず、ブログ名についてはエンタメリーマンさんの案を完全に採用するのではなく、いただいた案の説明にあった「Log :記録(する)」という単語と、筆者のハンドルネーム(mido :みどー)を合わせて「midolog」としました。
自分の活動をさらけだす場所としての「midolog」。
うん、しっくりきた!
そしてキャッチコピーはいただいた提案の「1万、10万、100万…フリーランスによるリアルタイム資産形成体験紀」を少しだけ変えて、
「フリーランスによるリアルタイム資産形成体験紀」
にしました。
この提案を選んだ理由は単純に自分が見たときに、「あ、そのブログ読みたい」って思ったからです(笑)
「1万、10万、100万…」の部分はお金が絡む言葉を入れすぎるとちょっといやらしさが出ちゃうかも…と思ったので削ることにしました。
実際に経験してわかったネーミング・コピーライティング外注のメリット・デメリット
結びとして、実際に依頼した経験からネーミング・コピーライティングを外注するメリット・デメリットをあげて記事を締め括ります。
メリットと感じたのは以下の事項です。
- プロとイメージのすり合わせをする過程で、よりサイトのイメージが固まる
- 自分の発想では出ないようなワードのネーミング・キャッチコピーをたくさんもらえる
- 貰ったネーミングをそのまま使ってもいいし、そこからアレンジして決めてもいい!
特に3つ目が伝えたいことです。
プロから自分だけでは思いつかないようなワードをたくさん貰って、そこからさらに自分の感性でアレンジして最終決定できるのがとてもよかったです。
デメリットと感じる部分はあまりなかったですが、強いていうなら以下かなと思います。
- ある程度サイトイメージが固まらないと依頼しづらい
- 自分のイメージを伝えきれないと、イメージと違う成果物が出てくる
- 多少なりともお金がかかる
実際に「ああ、依頼の時にこのイメージ伝えておけばよかった」みたいなことも多少ありました。
ただ、これは僕が無計画すぎた部分が大きいので、事前にちゃんとイメージを固めておけば心配ないと思います。
最後に
以上、僕の初外注としてネーミング・キャッチコピーを「ココナラ」で「エンタメリーマンさん」に依頼した体験談でした。
ブログ名やキャッチコピーに悩んでしっくりくるアイデアが浮かばなくてモヤモヤする時は、クラウドソーシングで依頼してみるのがオススメです!
ちなみに、ココナラは頻繁に割引クーポンを配っているようで、今回は「20%OFFクーポン」を使ってかなりお得に取引することができました。
会員登録(無料)してその後しばらく放置していたら、いつの間にかクーポンがGETできていたりするので、外注に興味がある人は今すぐ外注するわけでなくても早めに登録しておくとお得に取引ができそうです。
最後に、今回僕が利用したエンタメリーマンさんのサービスは以下です(再掲)。
成果物はもちろん、取引中のやり取りも非常に丁寧な方だったので、またネーミングで悩む機会があれば利用しようと思います!
僕は他にも、SNSアイコンをココナラで外注したことがあります。ご興味のある方は以下の記事もあわせてご覧ください!